赤ちゃんの栄養管理はいつから始めたら良いと思いますか? 妊娠がわかったら・・・? 結婚をしたら・・・? 将来お母さんになりたいと思ったその日から・・・?
このホームページでは、「妊娠前の栄養学」をとりあげて、赤ちゃんが欲しいと思っている方にお役立ていただきたいと思います。赤ちゃんの健康管理は妊娠前からすでに始まっているのです。
誰も妊娠に気づいていない、妊娠初期の2ヶ月間。妊娠に気づいていないから、ダイエットをしているかもしれないし、タバコを喫っているかもしれませんね。食事も適当で、生活のリズムが狂っているかもしれません。また、貧血をそのままにしていたり、便秘薬が手離せないなんていうこともあると、赤ちゃんにとって良い環境は作れません。妊娠に気づいて産婦人科へ行く時には、すでに受精から2ヶ月あまり経過していることがほとんどです。
しかし、この妊娠の初期2ヶ月の間に、脳、脊髄、内臓・・など、体の基礎のほとんどが作られ始めているとしたら、あなたはどう思いますか?
妊娠してからの2ヶ月間、受精卵は、もの凄いスピードで細胞分裂を繰り返してゆきます。最初は、たった0.1mmだった新しい命は、3週間後には1mmに。そして7週間後には、なんと22〜30mm!2ヶ月足らずで、300倍にも成長してしまうのです。
7週目に入った、赤ちゃんの左の写真を見てください。頭の形がはっきり見えるのが分かりますね。私たちが妊娠に気づくのは、たいてい2〜3ヶ月経ってからです。まだ、妊娠に気づいていないこの時期に、ママの生活が不規則だったり、食事からの栄養摂取が十分でなかったらどうでしょう?
お腹の中で育つ赤ちゃんは、お母さんから届く栄養だけが頼りです。どんどん成長を続けようと頑張っているのに、必要なだけの栄養が足りない。その上、アルコールやタバコの有毒物質がどんどん運ばれてきたら・・・。知らなかったからとはいえ、自分の不規則な食事や生活が、流産、早産、低体重児出産、その後の知能の発達阻害を引き起こすかもしれないとしたら、考えただけでも恐くなりますよね?
そんな怖い状況を引き起こさないためにも、妊娠のための栄養管理は、妊娠に気づく前から始めているのが望ましいのです。たいていは、妊娠に気づいたら一生懸命にお腹の赤ちゃんのことを考えて、 食べ物にも生活にも注意をするようになるでしょう。でも、それでは遅いと 気づいてください。あなたは、妊娠の可能性を考え始めたその日から赤ちゃんのための栄養管理を始めませんか?
妊娠前から始める栄養管理には、もう一つ大きなメリットがあります。妊娠に気づく時期に始まる体の変化・・・ 「つわり」です。「つわり」の時期は、赤ちゃんのために栄養を摂らなくてはならないとわかっていても、実際には食べられないことが多いですね。すると、その時に必要な赤ちゃんへの栄養補給が間に合わないかもしれません。でも、妊娠前からきちんとした栄養管理ができていれば、身体に栄養の貯蓄があるので慌てずにすみますね。
このホームページで、妊娠前にやっておかなくてはならない栄養学を学び、これから生まれてくる赤ちゃんのために、一歩踏み出してみませんか?まずは、下のアイコンをクリックしてみてください。

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