からだナビ 胃液が多い
 胃のペプシノーゲン検査において、胃液の多い少ない、萎縮があるなどわかります。胃液の多いは胃がただれやすくなります。次のことを参考にして、胃の状態の改善にお役立てください。
胃袋はたんぱく質の袋であり、胃の内側はカロテンを栄養素とする粘膜で覆われています。また、胃液に含まれる消化酵素もたんぱく質です。胃の内側の粘膜を強くして胃を丈夫にするには、たんぱく質とカロテンが必要です。
たんぱく質を多く含む食品には肉、魚、卵などの動物性たんぱく質と、大豆・大豆製品の植物性たんぱく質があります。これらの食品を1回の食事に1品はおかずとしてとりいれて、まんべんなくとるようにしてください。

カロテンは人参やほうれん草、かぼちゃなどの色の濃い緑黄色野菜に多く含まれています。カロテンは油に溶ける栄養素ですので、少量の油で調理すると吸収率がよくなります。ただし、油のとり過ぎには気をつけてください。

多い胃液で胃壁がただれないように胃液の酸度を下げるには、カルシウムがはたらきます。カルシウムが胃酸を中和してくれるからです。

カルシウムは毎日の食事で1日に必要とされる量をなかなか摂ることができず、日本人に不足しがちな栄養素ですので、積極的にとるように心がけてください。
カルシウムを多く含む食品

<牛乳・乳製品>
牛乳・乳製品はカルシウムの吸収のよい食品です。牛乳とチーズやヨーグルトといった乳製品を組み合わせてとるといいでしょう。牛乳・乳製品はコレステロールを上昇させやすい脂肪ですので、低脂肪牛乳を利用するのもおすすめです。

胃がチクチクするような時は、牛乳を人肌程度に温めてお飲みになると治まりますので、お試しください。

<小魚緑黄色野菜・大豆・海藻>
牛乳・乳製品に比べてカルシウムの吸収率は低いのですが、コレステロールを上げる飽和脂肪酸をとり過ぎる心配がなく、ビタミンやミネラルの補給にも役立ちます。

アルコールや炭酸飲料は胃液の分泌を進めますし、粘膜を荒らしますので、控えてください。

朝食を抜いたりして欠食をすると、胃液の濃度がどんどん濃くなってしまいますので、胃はよりただれやすくなります。1日3回のお食事を、毎日規則正しく召し上がってください。

また食べ物を十分に咀嚼(よく噛みくだくこと)しますと、唾液には消化酵素が含まれていますので、胃の負担が軽くなります。お食事はゆっくりとおいしく召し上がってください。

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