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軟骨の働きは? |
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骨と骨が相対している部分を関節といいます。その相対する骨の先端をおおっているのが軟骨で、骨同志の摩擦を防いだり、骨にかかる衝撃を和らげています。 |
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例えば、溶けかけた氷を2つ、こすり合わせてみてください。氷はひっかかったりせず、お互いの表面をなめらかに滑ります。軟骨の表面は、氷の5〜8倍もなめらかで良く滑ります。 |
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私たちは、一生の間で数え切れないほど立ったり座ったりの動作を繰り返して、そのたびに膝の曲げ伸ばしをしていますが、それでも膝の骨が簡単に擦り減らないのは、関節軟骨があるからです。 |
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いい軟骨と悪い軟骨 |
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軟骨はスポンジ状の組織でできています。このスポンジ組織に十分に関節液が染み込んでいる場合は、乳白色をしており、クッションのように柔らかい、弾力性を持った状態に保たれています。 |
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ところが、関節液が少なくなってくるとスポンジが硬くなり、弾力性や柔らかさが失われ、色も黄色味を帯びてきます。また、軟骨が変質してくると、スベスベした表面がデコボコになり、一部が小片となって欠けたりもします。 |
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そうなってくると、軟骨のクッション性がなくなるため、直接に骨へ負担がかかってスムーズな動きができなくなります。やがて、軟骨の下の骨が露出し、神経にさわって疼痛が起こり始めます。 |
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痛みや違和感を感じた時は、すでに軟骨に変形が生じているのです。 |
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『軟骨』と『骨』は、似て非なるもの |
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骨の主成分は、コラーゲンとカルシウムで、骨には神経と血管が通っているため、栄養は血液で骨に運ばれます。しかし、軟骨は神経と血管が通っていないため、軟骨のまわりにある関節液を介して栄養を吸収したり、老廃物を排出したりしています。 |
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骨の主成分は、「コラーゲン」「カルシウム」ですが、軟骨の主成分は、「コラーゲン」「プロテオグリカン」「水」の3つです。 |
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プロテオグリカンの充実が大切 |
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プロテオグリカンは、コラーゲン繊維と網状に編まれていますが、軟骨がダメージを受けて傷ついたり、軟骨を分解する酵素が暴走すると、コラーゲンの網は解け、プロテオグリカンが振り落とされてしまいます。また、プロテオグリカンが減った軟骨は、衝撃に弱く、簡単に砕けたりしますし、水分も失われていきます。 |
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例えば、スポンジを思い浮かべてみてください。水の中でスポンジを握ると、水はスポンジから押し出され、手を離すと水はスポンジに吸い込まれます。 |
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軟骨はこれと全く同じで、歩く時に、右足に体重がかかった時には、右膝の軟骨から水(主成分はヒアルロン酸)がジュ〜ッと押し出されて、軟骨表面をぬらし滑らかにします。次に左足に重みがかかった時は、右足の軟骨は出された水を吸い込んでいます。 |
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このように、軟骨は水の出し入れをしていますが、軟骨が伸び縮みできるのはプロテオグリカンがあるためです。プロテオグリカンが沢山ある程、軟骨は水々しいと言えます。 |
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「グルコサミン」でプロテオグリカンを作る |
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さて、減ってしまったプロテオグリカンはどうすれば再生できるのでしょうか。プロテオグリカンの生成に欠かせない成分に「グルコサミン」というのがあります。グルコサミンは、天然のアミノ糖の1種で、ムコ多糖(ネバネバした分泌物)の成分として、軟骨、結合組織、皮膚、心臓の弁などに存在しています。 |
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グルコサミンは、動物の軟骨や、カニやエビの殻のキチン質などにも多く含まれているのですが、それらを食べれば、そのまま吸収されるわけではありません。 |
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そこで、キチンをさらに分解して、人が吸収できるようにしたものが機能性食品の「グルコサミン」です。グルコサミンは、プロテオグリカンの生成原料ですから、グルコサミンを補給することで、健康なプロテオグリカンを作ることができ、軟骨の再生を促進することが可能になります。 |
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「コンドロイチン」でプロテオグリカンに水分を送る |
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関節の潤滑液は、ムコ多糖からできていますが、最も多いムコ多糖の成分が「コンドロイチン」です。コンドロイチンは、水を集める『水磁石』のようなもので、プロテオグリカンに水分を送り込んでいます。軟骨には血管が通っていないために、血液から栄養補給ができないため、コンドロイチンが運ぶ水分に含まれる栄養素を、軟骨は受け取っています。 |
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すなわち、コンドロイチンは、軟骨基質のプロテオグリカンに水を送りながら、栄養素も送っていることになります。 |
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『サメ』よりも『ブタ』のコンドロイチン硫酸が効果的 |
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機能性食品の「コンドロイチン」には、主にブタの気管軟骨を原料に使用したものと、サメの軟骨を原料にしたものとがあります。どちらもコンドロイチン硫酸という成分には変わりないのですが、ブタコンドロイチンは、「コンドロイチン-4硫酸」が主となり、サメコンドロイチンは、「コンドロイチン-6硫酸」が主になっています。 |
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人の加齢による軟骨のムコ多糖の減少の変化を見ると、上のグラフのように、加齢にしたがって減少するのは「コンドロイチン-4硫酸」であることがわかっています。ですから軟骨対策には、「コンドロイチン-4硫酸」を多く含む、ブタを原材料としたコンドロイチンを補うことが効果的です。 |
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体重を減らそう! |
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さて、変形性関節症の軟骨対策に大切なのは、栄養素ばかりではありません。地球の引力に引っ張られている私たちは、1Kgの体重増加で、膝への衝撃は5Kg増えるといわれています。体重を減らすことは、軟骨への負担を軽くし、回復への近道となります。 |
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